加圧トレーニングのメカニズム!④

[2013年8月12日]

こんにちは!

加圧ジムコスモス自由が丘店の須田です!

 

本日の加圧トレーニングのメカニズム! テーマは

「加圧トレーニングで遅筋と速筋が同時に鍛えられる?」

になります!

 

遅筋とは、有酸素運動などに主に使われる筋肉で、筋肥大はしにくくパワーは弱いが、持続的に動かすことが可能な筋肉のことを言います。体を引きしめたり、持久力をつけたい方は遅筋を鍛える必要があります。

 

速筋は、遅筋とは逆で持久力はないがパワーがあり、大きな力を必要とする瞬発的な動きに適しています。筋肥大もしやすく、筋肉を大きくしたり、パワーをつけたい方は速筋を鍛える必要があります。

 

このように性質の違う2つの筋肉は通常同時に鍛えることはできないのですが、加圧トレーニングだとそれが可能になるのです!!

 

通常のトレーニングでは、速筋は重い負荷で鍛え、遅筋は軽い負荷で長時間続ける必要があるのですが、加圧トレーニングでは、軽い負荷のトレーニングで速筋も鍛えられてしまうのです!

 

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加圧トレーニングは血流を制限してトレーニングを行なうため、軽い負荷で動き出した遅筋がすぐに酸素不足になってしまいます。

そうすると、脳は酸素不足の状態を大きい負荷でのトレーニングと錯覚し、速筋をすぐに活動させるよう指示を出します。

加圧トレーニングはこのようなメカニズムによって、遅筋と速筋を同時に鍛えることができる画期的なトレーニングなのです!

 

加圧を体験したことがある方は分かると思いますが、1セット目の動き出しはすごく軽くて楽なのに、後半からきつくなり、2セット目以降は一気に負荷が重くなったように感じるのもこのためです。

 

筋肉量を増やしながら、体を絞って行くことができる加圧トレーニングってすごいですね!!

 

 

次回の加圧トレーニングのメカニズムも楽しみにしていて下さい!

テーマは「成長ホルモンが大量に分泌される仕組み」についてお話ししたいと思います!