入浴が健康にいい理由
[2011年4月8日]
こんばんわ
本日は和光担当の大塚です
皆様、昨夜の地震は大丈夫でしたでしょうか?
もうすぐであの震災から1ヶ月が経過します。
余震の方も落ち着いてきて、日常に戻りつつあった矢先にあった余震。
忘れた頃にやってくるとは言いますが、気を付けてお過ごしください。
本日はインターネットのニュースを見て、これはぜひお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
疲れている時は湯船に浸かって、ゆっくり休まれてください。とお風呂に入り、湯船に浸かるというアドバイスをスタッフの方からお聞きしている方は多いと思います。
では何度のお湯にどのくらいの時間、どのくらい浸かればいいのかわからない方は多いと思います。
ここでは株式会社バスクリンの広報責任者・石川康弘氏の書籍「お風呂の達人」でこのように語っています。
疲れにくい身体を作るためには「湯量」・「湯温」・「入浴時間」の3つに注意すべきだと言います。
必要な湯温は40度で、湯量は方までどっぷり浸かれるくらい。入浴時間はゆっくりと20分ほどとのことです。
この健康法は入浴後にどう過ごすかが重要なポイント。
まず、お風呂から上がった、タオルなどで身体を拭いて、ゆっくり時間をかけて体温を下げましょう。熱いからといってエアコンなどの冷風にあたってはいけません。額が汗ばむくらいが良いそうです。汗がなかなかひかなくて、イライラするくらいが調度いいそうです。
実はこのときに、私たちの身体の中には、ヒート・ショック・プロテイン70(HSP70)というたんぱく質が出ています。お風呂に入って体温が上がり、私たちの身体は体温上昇をストレスと感じます。HSP70は、ストレスに対する防御タンパクとして誘発されます。
HSP70は、身体の傷んだ細胞を包括化に修復してくれます。そして、修復できないほど傷んだ細胞は、静かにしてくれるのです。また、HSP70の優れた点は、特定の病原体に対して効果があるので、HSP70が発生すると、身体全体が強くなるとのことです。
HSP70には他にも利点があります。うまく代謝されないと疲労の原因になってしまう乳酸の発生を遅くしてくれますし、免疫のモノサシといわれている「ナチュラルキラー細胞」を活性化してくれるのです。
ただし、ナチュラルキラー細胞の働きがピークになるのは、入浴の2日後。細胞の活性化は入浴直後から始まりますが、私たちの身体には約60兆もの細胞があるため、活性化のピークは、2日後になるというのです。
活性化はピークを過ぎると5日後には沈静化するといわれています。ですから、週2回の入浴法を取り入れれば、ヒート・ショック・プロテインが常に私たちの細胞を活性化してくれることになるのです。
忙しいとどうしてもシャワーだけで終わってしまいがちの方が多いです。
お風呂に入ることで疲れにくい身体になるだけでなく、体温を上げるという作用もあります。
冷たいものを食べないことや、冷やさないことも大事ですが、身体を温めるもっとも簡単な方法でもあるので、忙しい中、時間を見つけるのも大変だですが、20分だけ時間を見つけて頂いて湯船に浸かり、1日の疲れを取りましょう。
ぜひ試してみてください