青春、真っ只中!

[2005年3月16日]

 

増井光子さん(68歳)の場合

 

050316.jpg増井さんはスポーツでの競技力向上のために、当スポーツジムに入会され、わずか3回のトレーニングで効果を実感されました。増井さんは、「エンデュランス」という競技で青春を駆け巡っています。

「エンデュランス」という競技は80km以上の距離を馬に乗り順位を競うスポーツで、増井さんは世界各国で行われている大会に出場されています。大会に出場する為にはライセンスが必要で増井さんはA級のライセンスを持っている為、160kmもの距離を10時間以上かけて走る試合が多いそうです。

このスポーツは年齢・性別、問わずすべての人が同じレースに出場します。年齢層としては40代~50代が多い中、増井さんは68歳という年齢で若い選手と真剣勝負をしているのです。
増井さんは、昔から動物が大好きで、普段は横浜にある動物園「ズーラシア」の園長さんとして働かれています。「エンデュランス」を始めたきっかけは、以前から乗馬とマラソンを趣味としていて、その2つのスポーツが合体したこの競技に魅力を感じ、今では「エンデュランス」のとりこになっています。

しかし大変過酷なスポーツのため、普通のトレーニングでは、なかなか効果が現れませんでした。そこで、もっと効果を出したいという気持ちが強かったので、ご自身で勉強をされ加圧トレーニングに出会いました。

増井さんは2004年の9月に入会され、週1回の頻度で行い、わずか3回のトレーニングで効果を実感されました。トレーニングの内容はとても簡単で、上半身の筋力トレーニングは1kgのダンベルを使い、腕・肩・胸・背中の運動を7分程度行い、下半身は段差昇降・自重でのスクワット・今、話題の大腰筋を10分程度行いました。

その後、有酸素トレーニングとしてウォーキングを10分程度行い、トータルでも30分くらいの時間で終わってしまう程のトレーニング内容でした。トレーニング中の様子は68歳とは思えない足取りで、みるみるうちに安定したスクワットを身に付け、強人な足腰を手に入れました。

トレーニングの効果は入会されて間もない、9月下旬に行われた全日本選手権大会で実感されました。今までは試合後、動けないくらい疲れてしまう状態でしたが、その大会では次の日も元気に動き回ることができ、試合後の疲労感が全然違ったと驚いていました。大会に出場している選手のほとんどが40代・50代という中で68歳の増井さんの成績は20人中7位という見事な結果を残しました。試合後の周りからの反響も「いつもの増井さんとは全然違う。どんなトレーニングをしたの?」と聞かれるくらいだったそうです。

その後も、10月に1回目の心臓手術、11月にあった海外試合での落馬による前腕部の骨折もありましたが、今年の1月にあった世界選手権でもトレーニングが不十分だった割には好調だったそうです。

今後の目標は、来年の8月に行われる世界選手権の出場権をかけた大会が6月に行われるため、その大会に向けてトレーニングの回数を増やし、今までの課題となる後半15のバテを克服し、世界選手権へのキップを手に入れたいと言っていました。今後も増井さんの活躍を期待したいと思います。