冷え性に効く入浴
[2011年6月12日]
こんにちは。
溝の口店の伊藤です。
突然ですが、皆様は毎日湯船につかっていますか?
冬場はつかっているが、夏場になるとシャワーで済ませてしまう
という方、多いのではないでしょうか・・・
冷え性は筋肉の衰えや不足が原因と言われます。手足が冷えている
状態の時は、手足の血行が悪いので、出来るだけ血行促進することや
温めることが大事になります。
湯船につかることで得られる効果をご紹介致します。
1)静水圧の効果
水中で体表面にかかる圧を静水圧と言います。肩までお湯につかると
胸で2~3cm、ウエストで3~4cmも細くなるほどの静水圧がかかります。この圧が自然なマッサージ効果を生み出すので、血行促進やむくみ改善につながります。
2)浮力の効果
湯船につかると腰にかかる体重の負担は10分の1になります。
こわばっていた関節や筋肉も解放され、リラックスできます。
3)温熱の効果
熱伝導によって体が温まるだけでなく血管が拡張されます。
血管が広がると血流が増え、お湯から伝わる熱をたくさん
受け止めることができて好循環になります。
湯船のお湯は38~40℃くらいのぬるめのお湯が最も副交感神経の働きが
優位になって血管が開きリラックスできる温度になります。
体の芯まで温まるので入浴後も温かさが持続します。
また、熱いお湯は、体にとってストレスになります。熱いお湯に
入ったとき鳥肌がたつことがあると思いますが、体が身構えて
立毛筋が収縮してしまいます。高温浴では交感神経が優位になって
末梢血管も収縮してしまうので、体の芯まで温まることができず、
冷めるのも早くなりますので注意してください。
これから、夏になり暑くなってきますが、シャワーではなく
出来るだけ湯船に入って心身リラックス出来ると良いですね。
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